長友佑都【写真:Getty Images】
インテルのDF長友佑都に対するイタリアメディアの評価がひっくり返った。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、改めて長友の活躍に触れている。
今シーズン、新加入のDFダウベルトとポジションを争っていた長友は、ここ4試合連続で先発出場している。特に24日に行われたセリエA第10節サンプドリア戦のパフォーマンスは見事で、84分に交代した際はファンからスタンディングオベーションが起きた。すると、メディアの反応も一変。長友に対する賛辞が続いている。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「彼のインテルでのキャリアは、次こそ途切れるということが何度もあった。彼がマンチェスター・ユナイテッド行きを断ったこともあるし、ナポリ戦の決定的なミスのあとでツイッターで『犯罪者のように扱われる』と吐露したこともある。その雰囲気はもうはっきりと変わった」と記した。
「へっぽこ職人から剣闘士に」「ユウト・ナガヌオーボだ」というのが記事のタイトル。「ヌオーボ」は英語の「ニュー」にあたる単語で、長友が生まれ変わったことを強調するフレーズとなっている。
次節エラス・ベローナ戦でも先発が予想されている「ナガヌオーボ」。ミスをすれば一夜で悪者にされてしまうのがイタリアの常だが、好調を続けてほしいところだ。
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