サカテペク戦で2得点を決めたMF本田圭佑【写真:Getty Images】
現地時間25日、コパMX(メキシコ)の決勝トーナメント一回戦の試合が行われ、パチューカが2部のサカテペクに5-0というスコアで圧勝した。
この試合で最も光ったのは本田の2ゴール。36分のペナルティエリア右から中に切り込んで打った強烈なシュート、そして45分に見方からスルーパスを受けて冷静に決めたシュートでチームに更なるリードをもたらした本田は、多くの現地メディアから称賛されている。
そのなかでも、メキシコメディア『Medio Tiempo』は「そのプレー内容が理由で多くの批判を受けていた本田が」と前置きしている。確かに、現在勝ち点18で11位に沈むパチューカで、9試合に出場し2ゴールにとどまっている本田は、移籍当初の期待値から言えば納得のいくものとはなっていなかったのかもしれない。
しかし、今回のサカテペク戦を含め4試合連続で先発出場を果たしている本田は、徐々にではあるがメキシコのサッカーに順応してきている。同メディアも一方で「本田の2得点が際立っていた」と評しており、風向きは良好だ。
次節はアウェイでの13位サントス・ラグーナ戦。好調維持する本田の新たな活躍が期待される。
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