合計スコア9-2でレバンテを下す【写真:goal.com】
29日のコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグ、バルセロナ対レバンテの一戦は、ホームのバルセロナが5-1で勝利した。この結果、2戦合計スコアを9-2としたバルセロナが準決勝進出を決定している。
メッシをベンチスタートとしたバルセロナだが、イニエスタとプジョールが負傷から復帰。コパ準々決勝ファーストレグでハットトリックを達成したテージョも先発に名を連ねた。
大雨が降りしきる中、バルセロナは序盤からボールポゼッションを高めて主導権を握る。しかし、ゴール前を崩すアイデアがなく、なかなか決定機を生み出せない。
一方のレバンテは、またしてもバルセロナの弱点であるセットプレーから得点を奪う。9分、CKにヴィントラがヘディングを合わせると、それがS・ロベルトに当たってゴールに吸い込まれた。
1stレグと同様に1点ビハインドを負ったバルセロナだが、この日のリアクションは早かった。28分、セスクのパスを受けたアドリアーノがミドルシュートを沈め、同点に追いつく。すると44分、テージョのCKにプジョールがヘディングを叩き、前半のうちにスコアをひっくり返した。
後半開始からイニエスタに代えてペドロを投入したバルセロナは、そこから10分も経たずに試合を決定づける。50分にモントーヤのパスを最後はアレクシスが押し込んで加点。52分にもアドリアーノのシュートのこぼれ球に詰めたアレクシスがネットを揺らし、チーム4点目を奪った。
終盤にセスクがダメ押しの5点目を決めたバルセロナは、ホームで大勝を収めて危なげなくコパ準決勝に進んだ。準決勝では、レアル・ソシエダとラシン・サンタンデールの勝者と対戦する。