インテルの長友佑都【写真:Getty Images】
日本の清水エスパルスでもプレーした元イタリア代表FWのダニエレ・マッサーロ氏は、インテルのルチアーノ・スパレッティ監督がDF長友佑都を“再評価”したことを称賛している。イタリア『プレミアム・カルチョ』で語った。
長友は先週末の現地時間21日に行われたセリエA第9節のナポリ戦にも先発し、3試合連続のスタメン出場。前節まで8戦全勝だった首位ナポリとの試合を0-0のドローに持ち込む戦いに貢献を果たした。
「長友はインテルを出て行くはずだと言われてからもう4年になる。だがスパレッティは彼をインテルでプレーさせ、評価している」とマッサーロ氏はインテル指揮官による起用法に賛辞を送った。
2011年1月にインテルに加入し、今季で8年目のシーズンを迎えている長友だが、競争の激しいチームに在籍していることもあり移籍の噂は絶えない。特に今シーズン開始前の夏の移籍市場では放出が確実視されていた。
フランスでニースの躍進に貢献した若いブラジル人SBダウベールを新たに獲得したこともあり、インテルに残ってもポジション争いは厳しいことが予想されていた。だが現時点ではダウベール以上に出場機会を得ており、特にミラノダービーやナポリ戦など重要な試合には長友が先発で起用されている。
インテルは現地時間24日にはセリエA第10節のサンプドリア戦を戦う。中2日でのミッドウィーク開催節ということもあり、伊メディアでは今回は長友ではなくダウベールの出場が予想されている。
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