元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグス氏は、現在空席となっているレスター・シティやエバートンの監督に就任することに意欲を見せている。英メディア『スカイ・スポーツ』に語った。
日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターは、今月17日にクレイグ・シェイクスピア前監督を電撃解任。エバートンもロナルド・クーマン監督の解任を23日に発表した。
ユナイテッドで長年にわたって活躍したギグス氏は、もしどちらかのクラブから声がかかれば新監督を引き受けたいと考えているようだ。「レスターは2シーズン前にチャンピオンになった。エバートンにも素晴らしい歴史がある。私にとっては関心のあるクラブだ」と同氏は語った。
「自分と同じような野心を持ったクラブで仕事をしたいというのはいつも言ってきた通りだ。プレミアリーグには良い仕事になりそうなクラブがいくつかあるが、チャンピオンシップ(2部)やリーグ1(3部)にもある。クラブのステータスではなく哲学の問題だ」とギグス氏は、監督を務めるクラブを選ぶ上での考え方を述べている。
ギグス氏は現役最終年の2013/14シーズンに、デイビッド・モイーズ監督の解任を受けて4試合で選手兼監督を務めた。引退後はルイス・ファン・ハール監督のもとでユナイテッドのアシスタントコーチを務めていたが、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した昨年夏に退任。その後、本格的に監督業をスタートさせるクラブを探している。
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