イェルク・シュマトケ氏【写真:Getty Images】
現地時間24日、大迫勇也が所属するケルンはイェルク・シュマトケSD(スポーツディレクター)を解任したと公式ホームページで発表した。
ケルンのヴェルナー・シュピナー会長は「イェルクはこのクラブのために素晴らしい仕事をした。彼はクラブの1部復帰と25年ぶりの欧州大会出場に大いなる貢献をしてくれた。彼と家族に素晴らしい将来が待っていることを願っている」との声明文を発表した。
シュマトケ氏は2013年にケルンのSDに就任した。2014年には2部で優勝を果たし3年ぶりの1部復帰に貢献すると、昨季は5位で終わり25年ぶりに欧州の大会に導いた。
独紙『エキスプレス』はシュマトケ氏解任の背景には今夏の移籍市場における選手獲得の失敗があると伝えている。ケルンは昨季チーム得点王のFWアントニー・モデストを中国の天津権健に放出し後釜としてマインツからFWジョン・コルドバを獲得した。しかし7試合に出場するも無得点と結果を残せずにいる。
シュマトケ氏は同クラブのペーター・シュテーガー監督を高く評価しており最下位となっている現状でも続投を表明していた。しかし今回の解任で新SDの意向によっては新監督が誕生する可能性もある。
そうなった場合、ここまでレギュラーとしてリーグ戦8試合に出場している大迫にも影響があるかもしれない。
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