エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】
現地時間22日にリーガエスパニョーラ第9節の試合が行われ、レアル・マドリーがエイバルにホームで3-0の勝利を収めた。エイバルの日本代表FW乾貴士はこの試合にフル出場している。
マドリーが2点をリードして迎えた54分には、エリア内に侵入した乾がMFカゼミーロと交錯して転倒した場面があった。主審はファウルを取らなかったが、スペインメディアはこの判定に対して疑問を呈している。
スペイン『ラジオ・マルカ』で解説を務める元審判のアンドゥハル・オリベル氏は、このプレーでエイバルにPKが与えられるべきだったと主張。「カゼミーロは日本人選手の足を踏んで倒した。アルバレス・イスキエルド主審はPKの笛を吹くべきだった」と述べた。他にも複数メディアが、PKを取るべきプレーだったという見解を示している。
だが乾自身は、カゼミーロとの接触がなかったことを認めているという。エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は試合後に、「乾はドレッシングルーム内で、PKではなかったと言っていた。接触はなかったとのことだ。彼は嘘をつけない」とスペイン『モビスター』で語った。
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