インテルの長友佑都【写真:Getty Images】
現地時間21日に行われたセリエA第9節の試合でナポリとインテルが対戦し、0-0のドローに終わった。イタリアの著名ジャーナリストであるパオロ・コンド氏は、この試合でのインテルのDF長友佑都のプレーを称賛している。イタリア『スカイ・スポーツ』で語った。
ナポリは前節まで8戦全勝で首位を走り、インテルは7勝1分けで2位。2ポイント差で迎えた首位攻防戦は互いに譲らず、スコアレスドローで勝ち点1を分け合う結果となった。
インテルの左サイドバックには、フランスでニースの躍進に大きく貢献したブラジル人DFダウベールが今季から新たに加入。長友にとってはポジションを脅かす強力なライバルになるかと思われたが、前節のミラノダービーや今回のナポリ戦など、長友は重要な試合に先発起用されている。
コンド氏は、サイドバックのポジション争いがチームに好影響をもたらしたとしてルチアーノ・スパレッティ監督のチームマネジメントを称賛した。「スパレッティは(ダニーロ・)ダンブロージオと長友にも影響を与えた。2人は良くなっている。ダウベール、(ジョアン・)カンセロとの競争も刺激になったのは間違いない」と同氏は語る。
特に、ナポリ戦のパフォーマンスについては名指しで長友に賛辞を送った。「たとえば昨日、長友は(ホセ・マリア・)カジェホンを見事に抑えていた。まさに日本らしい集中力だった」と評している。
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