PSGのFWネイマール(左)とMFマルコ・ヴェッラッティ(右)【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが、今夏から同僚となったFWネイマールのチーム加入についてコメントを残した。仏紙『レキップ』が伝えた。
ヴェッラッティは今夏、バルセロナなど複数のクラブからの打診によりPSG退団が騒がれていた。本人も「5年も在籍して初めてクラブに残るべきか悩んだ」と明かすなど実際に移籍の可能性があったことは認めているが、最終的にクラブが掲げる新たなプロジェクトのために残留したと語っている。
またヴェッラッティは、2億2200万ユーロ(約290億円)もの移籍金でバルセロナから加入してきたネイマールの移籍についても「金のためではない」と主張し、移籍の真の理由を明かした。
「みんな僕がお金のためにPSGでプレーしていると思っているけど、他のチームでもお金を手に入れることはできる。ネイマールだってマンチェスター・シティやチェルシーに行っていればもっと稼げただろう。彼はお金のために契約したのではなくて、プロジェクトのためにしたんだ。僕も同じだ」
今夏さらにモナコから18歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペを1年の期限付き移籍で獲得したPSGは、まさにヴェラッティが語るように新たなプロジェクトを展開していると言える。それがどこまでうまくいくかは、今夏残留を決意した選手や新たに加入した選手の活躍にかかっているだろう。
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