トッテナムのハリー・ケイン【写真:Getty Images】
トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインは、選手としてのキャリアを通して同じクラブでのプレーを続けていきたいという思いを語った。20日付の英紙『ミラー』が伝えている。
現在24歳のケインはトッテナムの下部組織で育ち、トップチームへ昇格。複数クラブへのレンタルを経て、2014年1月から本格的にトッテナムでのプレーを開始すると、過去2シーズン連続でプレミアリーグ得点王に輝くなどストライカーとして才能を開花させた。
当然ながら、そのケインには他国のビッグクラブからも関心が寄せられている。レアル・マドリーは特にケインの獲得を強く望んでいるクラブのひとつだと言われる。
それでもケインは、「1つのクラブでプレーする選手になりたい」とスパーズへの忠誠心を強調した。「練習場も素晴らしいし、新しいスタジアムももうすぐだ。優れた監督が率いていて、若いチームでもある。トッテナムのことだけに集中しているよ」
「サッカーでは何が起こるか分からないものだ。あまり先のことは考えないようにしている」と含みを持たせながらも、「ここが僕の家だ。ここで育ってきた」とケイン。「ここで何かを勝ち取りたいと思う」と、トッテナムで成功を収めたいという意欲を口にした。
ケインはクラブと代表での最近15試合出場で15得点と好調を維持。現地時間22日にはプレミアリーグ第9節のリバプール戦に臨む。
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