優勝チームより多くの賞金を手にしたクラブが2つ【写真:Getty Images】
レスター・シティが2016/17シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で獲得した賞金の額が、レアル・マドリーを上回った。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
FW岡崎慎司が所属するレスターは、2015/16シーズンに奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げてCL出場権を獲得。初めて挑んだCLでは、準々決勝まで勝ち進んだ。この結果、レスターは優勝したレアル・マドリーより多くの賞金を得ることになった。
レスターが手にした賞金は8160万ユーロ。1億1104万ユーロのユベントスに次ぐ2位の金額だ。これに続くのがレアル・マドリーで、8100万ユーロとなっている。
グループステージ出場など各ラウンドによるボーナスは均等で、勝ち上がるごとに収入は増える。よって、ベスト8で敗退したレスターがレアル・マドリーを上回るのは不思議に見えるが、放映権料の分配は各国のテレビ事情で異なるため、順位どおりの分配にはならない。イングランドとイタリアは特にこの点でアドバンテージがあるとのことだ。
CL出場32クラブ中最も収入が少なかったのはスイスのバーゼルで、1630万ユーロとなっている。
総額14億ユーロという2016/17シーズンCLの賞金。主なクラブの獲得金額は以下のとおり。
ユベントス(イタリア):1億1104万ユーロ(約147億9000万円)
レスター(イングランド):8160万ユーロ(約109億3400万円)
レアル・マドリー(スペイン):8100万ユーロ(約107億2000万円)
ナポリ(イタリア):6600万ユーロ(約88億4400万円)
モナコ(フランス):6460万ユーロ(約86億5600万円)
アーセナル(イングランド):6450万ユーロ(約86億4300万円)
アトレティコ・マドリー(スペイン):6040万ユーロ(約80億円9700万円)
バルセロナ(スペイン):5980万ユーロ(約80億1300万円)
パリ・サンジェルマン(フランス):5530万ユーロ(約74億1000万円)
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ):5470万ユーロ(約73億3000万円)
ボルシア・ドルトムント(ドイツ):5280万ユーロ(約70億7500万円)
マンチェスター・シティ(イングランド):5020万ユーロ(約67億2700万円)
【了】