乱闘騒ぎにファンも乱入【写真:Getty Images】
エバートンは現地時間20日、クラブ公式サイトで声明を出し、前日の試合で問題行為のあったファンを特定し、警察に伝えたことを発表した。
19日に行われたヨーロッパリーグ(EL)でエバートンはリヨンをホームに迎えた。この試合の後半に乱闘騒ぎが起きている。エバートンのDFアシュリー・ウィリアムズがボールをキャッチした相手GKを意図的に押すシーンがきっかけとなり、両チームの選手が入り乱れた。
そんな中、リヨンのGKアントニー・ロペスらは観客席に向かって揉めていた。映像には小さな子供を抱える一人の男が観客席から手を出してロペスを叩くところが映っており、これが原因だったようだ。
この騒動の映像を確認したというエバートンは、「個人を特定した」と報告。今後のスタジアム入場禁止処分に動いていることに加え、マージーサイド警察に正式に告訴することを伝えた。
UEFAはこの試合の出来事を処分の対象とするものとみられている。プレミアリーグで苦しむエバートンは、フラストレーションが溜まる時期を過ごしているようだ。
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