PSGのナセル・アル・ケライフィ会長【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンの会長であるナセル・アル・ケライフィ氏が、今月25日にスイスの裁判所に出頭することが明らかになった。『AFP通信』が伝えている。
アル・ケライフィ会長は現在、2026年と2030年のワールドカップ(W杯)放映権における収賄疑惑が浮上している。スイス検察当局は、FIFAの前事務局長ジェローム・バルク氏とともに、『beINメディア・グループ』のCEOでもあるアル・ケライフィ氏が「不当な見返り」を受け取ったのではないかとして捜査しているところだ。
この疑惑についてアル・ケライフィ会長は完全に否定しており、弁護士によるとできるだけ早く説明の場を設けたいとしているとのこと。そこで、25日にスイスの裁判所を訪れることが決まった。
【了】