浦和レッズの槙野智章【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝2ndレグが18日に行われ、浦和レッズが中国の上海上港に1-0で勝利を収めた。この結果、2試合合計スコアを2-1とした浦和が決勝進出を決めている。
試合が行われた18日は、浦和の前監督であるミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ氏の60歳の誕生日だった。2012年から5年半にわたって浦和を率いたミシャ監督は、J1での成績不振が響いて今年7月に解任された。
浦和だけでなく、前所属クラブのサンフレッチェ広島でもミシャ監督の指導を受けたDF槙野智章は、試合後に恩師への思いも口にした。
「長く一緒にやってきた監督ですので。本当は目の前でおめでとうと言いたいのは確かなんですが、少なからずこの良い結果というのはミシャにも届いていると思います。このチームは今は堀(孝史)監督がやっていますけど、ミシャが作り上げてきた部分というのもあると思いますし。(誕生日)おめでとうと言いたいですね」
11月18日と25日に行われる決勝で、浦和はサウジアラビアのアル・ヒラルと対戦する。10年ぶりのアジア制覇を、チームの基礎を築いた前監督にも捧げることができるだろうか。
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