フットボールチャンネル

浦和、ホーム勝利で悲願のACL決勝進出! 10年ぶりアジア制覇まであと一歩

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ
ACL決勝進出を決めた浦和レッズ【写真:Getty Images】

【浦和レッズ 1-0 上海上港 ACL準決勝2ndレグ】

 18日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の2ndレグが埼玉スタジアムで行われ、浦和レッズと中国の上海上港が対戦した。

 3週間前にアウェイの上海で行われた1stレグを、浦和は1-1のドローで乗り切っていた。勝利あるいは0-0でのドローなら浦和が決勝へ進出、1-1のドローなら延長戦に突入するという状況でホームでの第2戦を迎えた。

 開始11分、その浦和の決勝進出を大きく引き寄せる先制ゴールが生まれる。左サイドのコーナーキックから柏木が絶妙なボールをゴール前に入れ、ラファエル・シルバがエリア内中央でヘッド。GKの手を弾いたボールがネットに突き刺さった。

 強力外国人選手を擁する上海上港はフッキの直接フリーキックや、CKに合わせたツァイ・フイカンのヘッド、フッキのラストパスを受けてフリーになったアフメドフのシュートなどで浦和のゴールを脅かす。だが集中力の途切れない守備やGK西川の好セーブなどで対応し、浦和はそのまま1点のリードで前半を折り返す。

 後半にもバランスを崩さない浦和は追加点のチャンスも生み出した。56分にはCKに合わせた槙野のヘディングがクロスバー上部をかすめる。68分には阿部のクロスから興梠が放ったヘディングが相手GKの好守に惜しくも阻まれた。

 77分にはゴール左隅を狙ったフッキの低いシュートを西川がキャッチできず、こぼれたボールにエウケソンが飛び込んだが西川が再び体を張ってストップ。1点奪われれば延長戦突入という緊迫した状況のまま時間は経過していく。

 4分間のアディショナルタイムを戦い終え、そのまま1-0のスコアで試合は終了。2試合合計スコアを2-1とした浦和が、優勝を飾った2007年大会以来10年ぶりとなる決勝進出を果たした。

【得点者】
11分 1-0 ラファエル・シルバ

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!