セビージャのMFフランコ・バスケス【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(以下CL)のグループE第3節、スパルタク・モスクワ対セビージャの一戦が行われ、ホームのS・モスクワが5-1と圧勝した。
前半、S・モスクワのFWケインシー・ブロンスの得点で先制されたセビージャはDFシモン・ケアの得点で何とか同点で折り返した。しかし、58分から74分の間の16分間で立て続けに3点を叩き込まれると、最後は90分に再びケインシー・ブロンスの得点でとどめを刺され万事休すとなった。
スペイン紙『マルカ』によると、セビージャが欧州の舞台でこれほどまでの大敗を喫したのは59年前の1958年以来だとのこと。当時欧州を席巻していたディ・ステファノのレアル・マドリーとUEFAカップの準々決勝で対戦したセビージャは、マドリーのホームで行われた2ndレグを0-8で落とした。
セビージャの歴史上、今回のモスクワでの1-5の敗戦は、そのマドリードでの敗戦に次いで2番目にひどい敗戦であるようで、新監督のエドゥアルド・ベリッソ監督にとっては不名誉な記録となってしまった。
さらに、今回の敗戦により今季のセビージャは既に3敗目を喫したことになり、その全てをアウェイで受けている。記録的な大敗を受けたことに加え、アウェイに弱いこともクラブにとっては気がかりな点となっている。
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