レスターを率いていたクレイグ・シェイクスピア監督【写真:Getty Images】
日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティが17日、チームを率いるクレイグ・シェイクスピア監督を解任したと発表した。これを受けて、英紙『スカイスポーツ』で解説者を務める元リバプールのジェイミー・キャラガー氏が厳しすぎるとの見解を示している。
昨季途中の2月にクラウディオ・ラニエリ前監督が解任され、アシスタントコーチを務めていたクレイグ・シェイクスピア氏が監督に就任。当初は正式に次期監督が決まるまでの暫定監督としてチームを率いる予定だったが、公式戦6連勝を飾るなど不調に陥っていたレスターを立て直したことで、そのままチームを率いることになった。
最終的にプレミアリーグ残留を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではCL初挑戦でクラブ史上初のベスト8入りを果たす功績を残している。そして、今年6月には続投が正式に決定し3年契約を結んでいた。しかし、今季はプレミアリーグ開幕戦から黒星スタート(アーセナル戦は3-4敗戦)。第8節が終了した時点で降格圏内の18位につけていることから電撃解任に至っている。
キャラガー氏は「これは、レスターのオーナーがいかに無慈悲であるかを示している。昨季終盤にかけて何をしてきたのかを考えれば、少し厳しいと思う。彼らの話はたくさん聞いていたしサポートしてくれているものだと思っていた。CLでは好成績を残しているからね」と、解任は妥当ではないとの考えを示している。
続けて「今季は確かに厳しいスタートだ。でも本当に難しい試合ばかりだった」とも語り、シーズン序盤にアーセナル戦、マンチェスター・ユナイテッド戦、チェルシー戦、リバプール戦と強豪相手の試合が続いたことも、18位に沈んだ原因であると考えているようだ。
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