昨シーズン、J1川崎フロンターレで現役を引退した伊藤宏樹氏が、クラブスタッフとして入社し、集客プロモーション部に配属されることが決まった。29日クラブが発表した。
伊藤は2001年、立命館大学から当時J2だった川崎に入団。以来13年間、川崎一筋でキャリアを重ね、チームをJ1の強豪へと押し上げた。
クラブの公式HPで伊藤は、このようにコメントしている。
「今回、現役を引退し、新たに川崎フロンターレで働くことになりました。当初、育成普及部で指導者の道をクラブからは打診していただいておりましたが、私自身が事業部門での業務を強く希望し、この度、プロモーション部に配属されることが決定しました。
クラブスタッフの一員として、一社会人として、川崎フロンターレに恩返しできるよう精一杯頑張っていきたいと思います。皆さん、今後とも川崎フロンターレをよろしくお願いします」
川崎は斬新なプロモーション戦略が注目されており、地域密着の一環として川崎市内の銭湯利用促進キャンペーン『いっしょにおフロんた~れ』を始めたり、選手を登場させた算数ドリルを作成するなど、様々なプロモーションを行っている。
集客プロモーション部という新たな仕事場で、伊藤はどのような活躍を見せるだろうか。
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