ボリーニに対し劣勢も、守備面で一定の評価
インテルが勝利を飾ったダービーから一夜明けた16日、地元紙はフル出場の長友佑都に対し、概ね及第点の評価を与えた。対面のミランのファビオ・ボリーニに対し劣勢だったことは指摘されていたものの、守備については一定の評価を得ていた。
以下は各紙の評価および評点。
ガゼッタ・デッロ・スポルト 5.5
「前半ではガリアルディーニと共同作業で唯一の汚点を作る。しかしボリーニがそのチャンスをふいにする。一方後半は、元リバプール所属の選手(ボリーニ)の前に、文字通りコーナーへ追い詰められた」
コリエレ・デッロ・スポルト 6
「ダウベルトよりも好んで選択され、守備で注意深かった。ボールが足元にあると震えるが、悲惨なことはしなかった」
トゥットスポルト 6
「善(よ)き小さな兵卒として、軍人らしく防衛の任務に努める」
コリエレ・デッラ・セーラ 6
「彼のいるサイドからみんなが攻めて、そして間違えた。この日本人は勤勉な看守だ」
ラ・レプッブリカ 6
「ボリーニに対しての責務を持っていたが、狙われるとかなり苦しんだ」
(文:神尾光臣【イタリア】)
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