不運な事故で死去したコイル・フダ【写真:クラブ公式Facebookより】
インドネシア1部リーグで、試合中に味方選手と激しく衝突したGKが命を落とすという悲劇が起こった。15日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
不運な事故の犠牲となったのは、ペルセラ・ラモンガンに所属していた38歳のGKコイル・フダ。15日に行われたセメン・パダンとの試合で悲劇は起こった。
フダはゴール前でのルーズボールをキャッチしに行こうとしたところで、相手選手と並走しながら戻ってきたDFラモン・ロドリゲスと衝突。直後には頬を押さえて痛がる様子を見せ、胸の痛みも訴えたが、その後意識を失ったとのことだ。
担架でピッチから運び出されたフダは、近隣の病院に緊急搬送されたが死亡が確認された。チームメートたちは試合を終えてから病院に駆けつけたが、すでにフダは息を引き取っていたという。頭と首への衝撃が死因になったと医師はコメントしている。
ラモンガン出身のフダは地元クラブであるペルセラ・ラモンガンで1999年にデビューし、18年間のキャリアを同クラブ一筋で過ごしてきた。地元では非常に人気の高い選手だったとのことだ。
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