上海上港に所属するオスカル【写真:Getty Images】
昨年12月にチェルシーから中国1部の上海上港に移籍した26歳のブラジル代表MFオスカルが、中国移籍を決断した理由について語った。13日にブラジルの『ESPN』が報じている。
当時、中国のクラブが高額な移籍金を支払って欧州リーグから選手を獲得する“爆買い”が話題となり、オスカルもその中の一人として注目を浴びた。移籍金はアジア史上最高額となる6000万ユーロ(約74億円)とされている。さらに同選手に対しては高年俸のオファーを提示されていた。
オスカルは「全てのサッカー選手は家族を助けるためにお金を稼ぎたいと考えている。僕はブラジルの貧しい家庭で育った。何も持っていなかったんだ。そして今、やってきたことの成果が出ている」と語り、全ては家族のためを思って行動していることを明かした。
続けて「中国は信じられないほどの資金力を持っている。時にプレイヤーが断れないほどのオファーも出すことが出来る。それだけに、ここに来る外国人選手はレベルが非常に高いんだ」とコメントしている。
【了】