ガンバ大阪に勝利したアルビレックス新潟【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第29節の試合が14日に行われ、ガンバ大阪とアルビレックス新潟が対戦した。
ここまで勝ち点わずか12で最下位に沈む新潟は、今節の結果次第では5試合を残して来季のJ2降格が決定してしまう可能性もあった。新潟がG大阪に敗れた場合、遅れて試合を行うヴァンフォーレ甲府とサンフレッチェ広島の結果次第で降格が決まる状況だった。
だが0-0で迎えた67分、新潟は先制点を奪うことに成功。右サイドのホニからの低いクロスが相手DFに当たってこぼれ、エリア内で拾った小川佳純が冷静にシュートを流し込んだ。夏にサガン鳥栖から加入した小川は移籍後初ゴールとなった。
そのまま1-0で試合終了を迎え、新潟は今季3勝目。16試合連続の未勝利期間に終止符を打つとともに、甲府と広島の結果にかかわらず今節で降格が決まることは回避している。
また、この勝利で勝ち点を「15」に伸ばした新潟は、J1のシーズン最少勝ち点記録を更新する不名誉の可能性からも逃れることができた。これまでには2012年のコンサドーレ札幌、13年の大分トリニータ、14年の徳島ヴォルティスがいずれも勝ち点「14」で最低記録となっていた。
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