アーセナルのジャック・ウィルシャー【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は同クラブに所属するMFジャック・ウィルシャーをイングランド代表に推薦している。
現地時間12日ヴェンゲル監督は「私はジャックはここ数年で最もコンディションがいいと思っている。彼がこのままの調子を維持できればワールドカップ(W杯)に出場できるだろう」とウィルシャーの代表復帰に太鼓判を押している。
続けて同監督は「彼は代表チームにはいないタイプの選手である。またスペースを作るのが上手で狭いスペースでも落ち着いてプレーが出来る」と推薦する理由を語っている。
アーセナルの下部組織で育ち将来を嘱望されていたウィルシャーだったが、怪我が多くこれまでコンスタントに活躍できないでいる。昨季はボーンマスにレンタル移籍し新天地でリーグ戦27試合に出場した。
今季から再びアーセナルに復帰したウィルシャーはこれまで公式戦5試合で339分と短い出場時間に留まっている。それでも現地時間9月28日に行われたヨーロッパリーグ(EL)対BATEボリソフ戦では英メディア『BBC』が選ぶMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されるなど調子を上げてきている。
ウィルシャーが最後に代表でプレーしたのは2016年のEURO2016対アイスランド戦まで遡る。果たして25歳のレフティーは1966年イングランドW杯以来の優勝を目指す代表チームの切り札となれるのだろうか。
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