トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
トッテナムを指揮するマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、母国のアルゼンチン代表がW杯出場を決定させた試合について語った。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
10日に行われたロシアW杯南米予選最終節のエクアドル戦を、アルゼンチン代表はエースFWリオネル・メッシの3得点で3-1と快勝した。前半1分に相手に先制点を取られてからの逆転勝利であったために、劇的な試合ともいえる内容であった。
その試合を見ながら「寝てしまった」と語るポチェッティーノ監督は、それでもメッシが背負っていた大きな重圧に気づき、理解を示している。
「試合を見ながら寝てしまった。子供たちが起こしてくれたけど、最初のゴールは見逃してしまった。そのあとメッシのゴールを見た。メッシは、エースでありながらアルゼンチンをW杯に出場させることができないことに大きな責任感を感じていた。もし敗退していたら、それは受け入れがたいことだったと思う」
他にもポチェッティーノ監督は「どんな人でもメッシやアルゼンチンの強さを知ればそれを信用することになる」と語るなど、母国の代表チーム、そしてそのエースの力に大きな期待を寄せた。
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