アメリカ代表監督を辞任したブルース・アリーナ氏【写真:Getty Images】
アメリカサッカー連盟(USSF)は13日、ブルース・アリーナ監督の辞任を発表した。
アメリカ代表は10日、ロシア・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海最終予選でトリニダード・トバゴに1-2で敗れ、本大会への切符を逃した。1990年大会からW杯に連続で出場していたアメリカは、8大会ぶりに予選突破に失敗している。アリーナ監督はこの責任をとる形でチームを去ることを決めた。
アリーナ監督は、昨年11月にユルゲン・クリンスマン前監督が解任されたことを受けてアメリカ代表監督に復帰。しかし、W杯出場権獲得には届かなかった。
同指揮官は「昨年11月に仕事を引き受けたとき、大きな挑戦になることは分かっていた。このプログラムにかかわった全員がベストを尽くしてくれたが、結局は十分ではなかった。言い訳はしない。我々は仕事を達成できなかった。私はその責任をとる」と語っている。
北中米カリブ海からは、メキシコ、コスタリカ、パナマが本大会行きを決めた。4位のホンジュラスは、11月にオーストラリアと大陸間プレーオフを戦う。
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