エースの重要性を強調【写真:goal.com】
バルセロナのヘラルド・マルティーノ監督は、FWリオネル・メッシの無得点が続いても懸念することはないと強調している。
今月に入り、約8週間の負傷離脱から復帰したメッシ。しかし、リーガエスパニョーラでは3試合連続無得点に終わっており、まだ本調子ではないとみられている。
マルティーノ監督は、メッシの状態を不安視する必要はないと説いている。スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。
「メッシの右サイド、トップ下、トップ…。彼がそういったポジションでプレーしてきたのは、見ての通りだ。ゴールを守らなければならない日が訪れれば、彼はうまく守るだろう」
「我々が意識しているのは彼がどの場所にいるかだ。攻撃を開始するために後ろに下がっていけば、彼にパスを送る選手がたくさんいる。ゴール前の人数を失うことなくね。彼がペナルティーエリアの近くにいるのなら、そこでもうまく使える」
マルティーノ監督は、メッシがノーゴールに終わってもチームに貢献していることを重要視した。
「我々は、いつでもメッシがそういった代案を示してくれることを歓迎するよ、彼がゴールへの嗅覚を失ったとしても、私は心配しない。メッシは対戦相手を打ち負かすゴールを決めたと思えば、FKからもゴールを奪う。ここ2試合で多くのアシストを記録したことを私はポジティブに捉えているよ」
「彼の復帰は調整しながらのものだった。最近の4試合ではフル出場を果たしている。完全に復帰できたかどうかを判断する時間だね。ほかの選手と同様に、彼の出場時間を調整する必要があるかもしれない」