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バルサ、独立問う住民投票の影響で無観客試合に。キックオフ直前に異例の決定

text by 編集部 photo by Getty Images

カタルーニャ
カタルーニャのフラッグ【写真:Getty Images】

 バルセロナは、1日に開催されるリーガエスパニョーラ第7節のラス・パルマス戦が無観客試合として開催されることが決定したと発表した。

 1日には、カタルーニャ自治州のスペインからの独立の是非を問う住民投票が行われている。独立に反対する中央政府が多くの警官を送り込み、一部の投票所を封鎖するなど、緊迫感の高まる状況となっていることが現地メディアなどで伝えられている。

 バルサは現地時間16時15分(日本時間23時15分)より、本拠地カンプ・ノウでのラス・パルマス戦を予定していた。だが市内の情勢により安全性の確保が不安視され、バルサはスペインプロリーグ機構(LFP)に試合の延期を申し入れていた。

 延期が認められるのか、無観客試合として行われるのかなど情報が錯綜していたが、キックオフ予定時刻の約25分前にクラブからの公式声明の形で決定が発表された。「LFPは試合の延期を認めず、ラス・パルマス戦は無観客試合で行われることが決定された」とクラブは述べている。

【了】

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