エディンソン・カバーニとネイマール【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第8節の試合が現地時間の30日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はホームでボルドーに6-2の大勝を収めた。
PSGでは、2週間前のリヨン戦でFWネイマールとエディンソン・カバーニがPKやフリーキックのキッカーを争ったとして大きな騒動に発展していた。ボルドー戦では、その問題に対するウナイ・エメリ監督からの答えが提示された形となった。
前半5分には、ネイマールがフリーキックからのゴールで先制点を記録。12分にはネイマールのスルーパスからカバーニが追加点を奪い、両者は不仲説を否定するかのように抱き合って喜ぶ様子を見せた。
スコアが3-1となって迎えた40分には、PSGが騒動以来初めてとなるPKを獲得。キッカーを務めたのは、有力視されていたカバーニではなくネイマールの方だった。ネイマールはPKを成功させ、自身2点目のゴールを記録した。
だが、PKキッカーがネイマールだけに完全に固定されたわけではなさそうだ。DFトーマス・ムニエが試合後に述べたコメントを英メディア『BBC』などが伝えている。
「昨日監督との間で決められたことだ。もう1本PKを獲得したとすれば、エディ(カバーニ)が蹴ることになっていた」とムニエ。PSGのPKキッカーは、ネイマールとカバーニが分担する形となるようだ。
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