独立支持のフラッグを掲げるバルセロナサポーター【写真:Getty Images】
カタルーニャ自治州のスペインからの独立の是非を問う住民投票が実施されている影響で、バルセロナの試合が中止となる可能性もあるかもしれない。1日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
スペイン東部のカタルーニャ自治州では、予定されていた通り1日に住民投票がスタート。独立に反対する中央政府が多くの警官を派遣して一部の投票所を封鎖するなど、混乱が強まっている。
『マルカ』によれば、バルサはクラブとしての対応を協議するための「緊急会合」を招集したようだ。1日の現地時間16時15分(日本時間23時15分)からはリーガエスパニョーラ第7節のホームでのラス・パルマス戦が開催予定だが、「試合中止が検討されることも含め、あらゆる可能性が排除できない」と伝えられている。
仮にカタルーニャの独立が実行に移されたとすれば、バルサがスペインの国内リーグで戦い続けるのかどうかも定かではない。住民投票の結果はクラブの未来も大きく左右することになるかもしれない。
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