セルタ【写真:Getty Images】
第1節と第3節の観客数が少なかったことを理由にリーガエスパニョーラのセルタが罰金処分を受けた。21日にスペインメディア『エル・エスペクタドール』が報じている。
同メディアによると、リーガエスパニョーラはスタジアムの収容人数に対して70%を観客で埋めることを義務付けるルールを導入したという。テレビ放送を通じて空席が映らないようにするため考え出された策のようだ。
セルタのホームスタジアム(エスタディオ・バライドス)は最大収容人数が29000人となっているが、第1節レアル・ソシエダ戦の観客数は16961人、第3節アラベス戦の観客数は17384人だったことから、70%を満たすことはできなかった。
そのため、このルール最初の制裁対象クラブとしてセルタがターゲットになったとのこと。罰金の金額については明らかにされていない。事態を重く見たセルタはチケットの値下げを行なったが、現地時間21日に行われたヘタフェ戦の観客数は15068人で、期待された効果は出なかった。次のホーム戦は現地時間29日に行われるジローナ戦だが、打開策を編み出すことは出来るのだろうか。
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