2014年未勝利が続く【写真:goal.com】
26日に行われたセリエA第21節、インテル対カターニアの一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。DF長友佑都は先発フル出場している。
この日ミラノ入りしたトヒル会長がスタンドで見守る中、2014年の初勝利を目指すインテルは、移籍騒動があって招集外となったグアリンの代わりに、中盤でクズマノビッチを先発起用。前線は1トップのミリートをパラシオとアルバレスが支える。
最下位か白星をもぎ取りたいインテルだが、守る最下位カターニアを相手になかなかチャンスをつくることができず、シュートを放っても枠をとらえない。前半最大のチャンスは26分、フィードを落としたミリートが、パラシオからの折り返しをシュートするが、GKフリゾンに阻まれた。
結局、前半をスコアレスで終えたマッツァーリ監督は、後半開始からクズマノビッチに代えてコバチッチを投入する。だが、逆にカターニアにチャンスを許す場面も。さらに、61分にはカンビアッソが負傷し、タイデルとの交代を余儀なくされた。
チャンスをつくれないインテルは80分、フアンを下げて評価を上げているボッタを投入。何とかしてゴールを奪おうとする。だが、83分にはセットプレーの流れから、アルバレスのクロスにロランドが頭で合わせたが、フリゾンに阻まれる。
結局、ほとんど決定機のないまま試合はタイムアップ。インテルはリーグ戦4試合白星なし。2014年に入って5戦未勝利と不振が続いている。終了後、サン・シーロのスタンドからはブーイングが浴びせられた。