日本代表の本田圭佑【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭佑のマネジメント会社「HONDA ESTILO」が子会社を通して買収したウガンダのプロサッカークラブ「ブライト・スターズFC」は、現地時間11日に会見を開いてパートナーシップ締結の発表を行った。クラブ公式ウェブサイトなどが伝えている。
HONDA ESTILOではオーストリアのSVホルン、カンボジアのSOLTILOアンコールFCの運営も手がけており、世界で3ヶ国目のプロクラブ運営となる。今回のクラブ買収にあたっては、ウガンダが近隣国から数多く受け入れている難民の子どもたちにサッカーを通して夢や目標を与えたいという想いが大きな理由になったという。
ブライト・スターズのロナルド・ムテビ会長はHONDA ESTILOとの協力関係締結を歓迎し、「我々のクラブにとっても、ウガンダのサッカー全体にとっても特別な日だ」とメッセージを述べている。
HONDA ESTILOはクラブにとって「同じビジョンを共有する国際的パートナー」であり、「クラブを全く別のレベルへと導いてくれるはずだ」とムテビ会長。「このようなパートナーシップを通してウガンダを、強力なリーグとクラブに支えられたサッカー強国とすることができると強く信じている」と未来への希望を口にした。
クラブ買収により、苦しい経営状態が改善されることも期待されているようだ。「ブライト・スターズの選手たちは昨シーズンには9ヶ月間給料を支払われていなかったが、これで安心できるだろう」とウガンダ・プレミアリーグ公式サイトは記している。
【了】