マーク・ヒューズ監督とジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
現地時間9日に行われたプレミアリーグ第4節のストーク・シティ対マンチェスター・ユナイテッド戦は2-2のドローに終わった。試合後に両監督が握手を交わさなかったことが物議をかもしている。『BBC』など英複数メディアが伝えた。
ジョゼ・モウリーニョ監督の率いるユナイテッドは、開幕から3試合連続の無失点勝利と好調を維持していたが、難敵ストークとのアウェイゲームでその快進撃がストップ。先制されたあと一旦は逆転しながらも、追いつかれて2-2で試合を終えた。
試合後には、モウリーニョ監督はストークのスタッフらと握手を交わしながらも、マーク・ヒューズ監督との握手は拒否する様子を見せた。「彼がこちらのテクニカルエリアに入ってきたので体を押した。だから彼は握手したくなかったのだろう」とヒューズ監督は試合後に話している。
また、モウリーニョ監督がこの試合の結果に不満だったことも理由のひとつだとヒューズ監督は考えている。「彼にとってはネガティブな結果なのだろう。トップ6のクラブの監督たちは、ネガティブな結果を快く受け入れないこともある。だから彼は間違った対応をしたのかもしれない」
だが、ヒューズ監督がモウリーニョ監督を押した際に侮辱的な言葉を吐いたことが握手拒否の理由だとの見方もあるようだ。『ESPN FC』は、ヒューズ監督が主審に向けてモウリーニョ監督を退席処分にするよう訴えたことも理由のひとつだったと伝えている。
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