FC東京を暫定的に率いる安間貴義氏【写真:Getty Images】
J1のFC東京は10日、篠田善之監督の退任にともない、コーチの安間貴義氏が暫定的にトップチームの指揮を執ることを発表した。
FC東京は9日に行われたJ1第25節のセレッソ大阪戦に1-4の敗戦を喫し、公式戦5連敗となった。J1で10位に低迷し、天皇杯とルヴァン杯もすでに敗退という状況で、クラブは監督交代を決断した。
現在48歳の安間氏は過去にヴァンフォーレ甲府やカターレ富山の監督を務め、2015年からFC東京コーチに就任。2016年前半にはJ3で戦うFC東京U-23の監督も兼任していた。
安間氏はクラブ公式サイトを通して、「これからの9試合を来シーズンにつなげていけるようにしたいと思います。もう一度目線を前に向けて、一日一日を積極的に、一試合一試合を全力でFC東京らしく戦っていきたいと考えています。そして、みなさまがFC東京に寄せる期待に応え、誇りを持ってもらえるよう、気持ちの部分から変えていきたいと思います。引き続き、ご声援をよろしくお願いいたします」とコメントを述べている。
スカウティング部の宮沢正史氏が新たにコーチに就任することもあわせて発表された。新体制の初戦は16日に行われるJ1次節のベガルタ仙台戦となる。
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