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香川真司、ベンチからドルトの課題感じる。負傷は「悪化していない、大丈夫」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
香川真司【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは現地時間9日、ブンデスリーガ第3節でフライブルクと対戦し、アウェイで0-0と引き分けた。出場機会のなかったMF香川真司は、今後の過密日程に向けて気を引き締めている。

 この試合では、ドルトムントに2人の負傷者が出た。その影響もあってか、最後まで香川に出番は訪れていない。

 退場者を出した相手から勝ち点3がほしいところだったが、「これを引きずらないことが大事。次、しっかり勝てるようにやっていきたいと思います」と香川。「今日は2人センターバックが代わったから、選択肢をなかなか持てなかったというのがあると思います」と語った。

 こういった試合で自分が入っていたら…、という思いはあった様子の香川だが、まだチームとしての課題があると感じている。「オレが出るってよりは、チームとして攻撃の形がなかなかうまくいっていないのかな、と。この試合に限らず、この3試合を見ても、もっとアイディアだったり、攻撃の質を高めていかないと。攻撃のバリエーションがなかったのかなと思います」と語った。

 日本代表に呼ばれていた香川は、オーストラリア戦でワールドカップ行きの切符をつかんだあと、サウジアラビア戦には帯同せずにドイツに戻った。ただ、「別に悪化したわけはじゃない」と説明。「全然大丈夫ですよ。報道で離脱ってなっていたけど、今も全く問題ないので。リスクを取る試合じゃなかったっていう話をしていたんで、それだけです」と述べている。

 フライブルク戦は、ドルトムントにとって21日間で7試合をこなす過密日程の最初のゲームだった。香川は、「そうですね。これから本当に厳しい戦いが続くので、しっかり準備したいと思います」と気を引き締めている。

(取材:本田千尋、文・構成:編集部)

【了】

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