リーガ第21節3試合結果【写真:goal.com】
25日にリーガエスパニョーラ第21節がスペイン各地で開催された。ビジャレアル、セビージャ、バレンシアはいずれも勝利を逃している。
敵地ホセ・ソリージャでのバジャドリー戦に臨んだビジャレアルは、0-1で試合を落としている。3試合で6得点を記録するイケチュク・ウチェとともに調子を上げていたビジャレアル。しかし、この試合では40分にヘスス・ルエダにヘディングシュートを決められ、リードを最後まで守り切られた。無得点に終わったナイジェリア代表FWは、2008-09シーズンのジュゼッペ・ロッシ以来となる同チームでの4試合連続得点を逃している。
連勝が3でストップしたビジャレアルは5位に位置。バジャドリーは暫定で18位に浮上している。
セビージャは本拠地サンチェス・ピスファンでのレバンテ戦に2-3で敗北。セビージャは25分にコケが先制点を記録するも、30分にバラルのPKで同点に追いつかれる。68分にはクラブとの契約延長が近づくラキティッチが左サイドから切れ込み勝ち越し弾を決めたものの、71、75分にイバンシッツのCKからビントラ、シモン・マテにネットを揺らされてスコアをひっくり返された。完全に試合を支配したエメリ監督のチームだが、レバンテのセットプレーでの得点力、最近存在感を増すGKケイロル・ナバスの好守の前に敗れ去った格好だ。
リーガ無敗記録が8試合(5勝3分け)で途切れたセビージャは7位にとどまり、ここ3試合の成績を2勝1分けとしたレバンテは8位に順位を上げた。
バレンシアは本拠地メスタージャでのエスパニョール戦を2-2のドローで終えている。3分にコルドバの先制点を許したバレンシアだが、7分にパコ・アルカセルの今季のリーガ初得点が生まれ、32分には同リーグ100試合目の出場を果たしたジョナスも得点と一時逆転。しかし前半アディショナルタイム1分にマテューがコルドバを倒してPKを献上し、セルヒオ・ガルシアにこれを決められて勝ち越しを許した。
ピッツィ監督就任以降パフォーマンスが向上しているバレンシアだが、同指揮官の初陣となったレバンテ戦(2-0)以降の公式戦成績は3分け2敗と勝利に見放されており、リーガでは10位にまで後退。エスパニョールは9位に位置している。