ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
【日本 0-1 サウジアラビア 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
日本代表は現地時間5日、ロシアW杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦し0-1で敗れた。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、はじめから本田圭佑を45分間の出場で交代させる予定だったようだ。試合後の監督会見で明かしている。
「本田がトップコンディションでないことはわかっていた。ゲーム勘が欠けていたこともわかっていたので、45分限定で使った」
スタメン出場した背番号4はボールを受けようとし、ワンタッチパスで味方を活かすプレーは見せた。しかし、時間の経過と共にミスが目立ち始める。特に守備では周囲と連動することなく突如として猛プレスをかけたかと思えば、戻らなくてもいいエリアまで引いてしまう。リスク管理を怠らなかったとも言えるが、後ろの枚数は足りていた。味方とのコミュニケーションも欠いた印象だ。
「リズムの面でトップレベルにない。今後も努力して取り戻してもらいたい」
指揮官は本田についてこのように評している。試合の流れを作り、変えられる存在だが、今回のアウェイゲームで良さを発揮したとは言い難い。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
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