日本代表の選手たち(写真は先月31日のオーストラリア戦のもの)【写真:Getty Images】
ロシアW杯アジア最終予選、アウェイで行われるサウジアラビア戦に向けた日本代表のスターティングメンバーがアジアサッカー連盟(AFC)から発表された。
▽GK
川島永嗣(メス)
▽DF
酒井宏樹(マルセイユ)
吉田麻也(サウサンプトン)
昌子源(鹿島アントラーズ)
長友佑都(インテル)
▽MF
山口蛍(セレッソ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)
柴崎岳(ヘタフェ)
▽FW
本田圭佑(パチューカ)
原口元気(ヘルタ・ベルリン)
岡崎慎司(レスター・シティ)
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、先月31日のオーストラリア戦からスタメンを4人入れ替えた。ただし最終ラインのユニットを崩すことはなく本気モードであることに疑いはない。
すでにチームから香川真司と長谷部誠が離脱しており、中盤では柴崎岳がチャンスを得た。サウジアラビア戦は山口蛍と井手口陽介、柴崎の組み合わせでアンカーとインサイドハーフ2人か、あるいはダブルボランチとトップ下を採用するか注目が集まる。
前線の1トップと両サイドは総入れ替えとなった。オーストラリア戦に先発出場していた大迫勇也はクラブのプレシーズンマッチで負傷した足首の状態が懸念され、大事をとっての欠場するようだ。ベンチ入りもしていない。
そして1トップには、レスター・シティで好調を維持する岡崎慎司が入る。代表通算50得点を超える実績を持つストライカーを柱に、右サイドは本田圭佑、左サイドは原口元気が起用された。前者は6月のイラク戦以来のスタメン出場となる。後者はクラブで出場機会が少なくコンディションの不安がささやかれるものの、オーストラリア戦は後半終盤から途中出場。W杯最終予選4試合連続ゴールを決めていた頃の爆発力を取り戻し、ヘルタ・ベルリンのパル・ダルダイ監督にアピールしたいところだ。
なお、25人のうちベンチ入りメンバーから外れたのは先述した大迫と、三浦弦太の2人。オーストラリア戦でメンバーから外れていた高萩洋次郎、杉本健勇、植田直通、武藤嘉紀はベンチ入りする。キャプテンは本田が務め、香川が抜けた10番はベンチスタートの乾貴士が着けることとなった。
【グループB 順位表(暫定)】
1位 日本(20pt・+11)
2位 オーストラリア(19pt・+5)
3位 サウジアラビア(16pt・+6)
4位 UAE(13pt・-3)
5位 イラク(11pt・-1)
6位 タイ(2pt・-18)
※カッコ内は現在の勝ち点・得失点差。日本とサウジアラビアのみ9試合消化。その他は全日程終了
【了】