「リーグが終わるのは5月」【写真:goal.com】
ローマFWジェルビーニョは、セリエAで首位ユヴェントスに8ポイントの差をつけられている現状でも、スクデット争いはまだ決着していないと主張している。
開幕からの10連勝で首位を快走したローマだが、その後の引き分け続きでユヴェントスに捉えられると、年明けの直接対決では敗戦。勝ち点差を8ポイントまで開かれてしまった。
だが21日に行われたコッパ・イタリア準々決勝ではユヴェントスを1-0で破ってリベンジ。リーグ戦でも、まだ逆転の望みは捨てていないとジェルビーニョはイタリア『スカイ』に語った。
「ユヴェントスは素晴らしいチームだと思うけど、まだ1月だ。リーグ戦が終わるのは5月だよ。僕らはユヴェントスを倒すことができた。コッパの試合ではあるけど、すごく重要な試合だった」
「リーグ戦に集中しなければならない。順位表ではユーヴェに大きなアドバンテージがあるけど、僕らにはまだホームでの対戦が残っているし、追いつくための試合もたくさん残されている」
コッパの試合では自ら決勝点を記録したジェルビーニョ。値千金のゴールに喜びをあらわにしている。
「ユヴェントス戦のゴールは僕にとってもチームにとってもすごく重要なゴールだった。ユヴェントスを破るのは誰にでもできることじゃない。そして何より、勝ち進むことができた。それが最優先だったんだ」
夏にはコートジボワール代表としてブラジル・ワールドカップ(W杯)に臨み、初戦で日本代表と対戦することが見込まれる。大会への意気込みを次のように語った。
「W杯は僕にとって大きな意味がある。僕にとっては2度目の出場だ。予選を突破することは僕にとってもコートジボワールにとっても重要だった。すごく大きな挑戦だと考えているし、厳しい大会になることは分かっている」