アーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、退任を考えていたことを明かした。フランスメディア『テレフット』で語っている。
ヴェンゲル監督は昨シーズン、強烈なプレッシャーにさらされた。アーセナルの一部ファンから退任を要求する声が上がり、チームの成績不振も影響して非常に困難な時期を送っている。
昨シーズンいっぱいでアーセナルとの契約が満了する予定だったヴェンゲル監督は、最終的に2年の契約延長をした。だが、「個人的な理由で契約書へのサインをためらった」と告白。「20年間ここにいるが、アーセナルを出ることを確かに考えた。昨シーズンは本当に苦労したよ」と認めている。
今シーズンはプレミアリーグ第3節まで終えて1勝2敗と苦しんでおり、ヴェンゲル監督は「悪いスタートだ」と感じている。それでも、チームのポテンシャルには自信があり、立て直せると信じている様子だ。
依然としてヴェンゲル監督に対して厳しい意見を持ったファンは多くいるが、今シーズンの働きでその評価を変えることができるだろうか。
【了】