ベルギー、W杯出場決定【写真:Getty Images】
現地時間3日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループH第8節で、ベルギーはギリシャに2-1で勝利した。この結果、ベルギーは2大会連続13回目のW杯本大会出場権獲得を決めている。
2位ギリシャと対戦した首位ベルギーは、この試合に勝つと欧州予選第1号のW杯出場決定チームとなる。だが、敵地での一戦は簡単には進まない。前節最下位のジブラルタルから9ゴールを奪った爆発力はギリシャの守備の前に封じられた。
序盤はギリシャにポストを叩くシュートを打たれるなど、ベルギーにとっては厳しい戦いが続く。
引いて構える相手を崩せずにいたベルギーだが、70分にこじ開けた。フェルトンゲンのミドルシュートがゴールネットを揺らし、ついに先制する。
しかし、W杯出場権を得るのは簡単ではない。先制点の3分後、ギリシャにクロスを入れられると、ゼカをフリーにしてしまい、1-1となる。
それでも一度火のついたベルギーの攻撃は止まらなかった。74分、右からのクロスにルカクがヘディングで合わせて、すぐに勝ち越しに成功する。
これが決勝点となり、ベルギーは2-1で勝利。W杯出場権を手にした。
なお、ギリシャを勝ち点2差で追っていた3位のボスニア・ヘルツェゴビナは最下位ジブラルタルに4-0と快勝。ギリシャを抜いて2位に浮上している。
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