3位ボルシアMGに2ー0で勝利【写真:goal.com】
24日に行われたブンデスリーガ第18節、ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)対バイエルン・ミュンヘンの一戦は、アウェーのバイエルンが2ー0で勝利した。
長いウィンターブレークを終えてブンデスリーガが再開した。バイエルンは昨年末にクラブ・ワールドカップ(W杯)を制してから、久々の公式戦だ。
クラブW杯に参加した影響で1試合消化が遅れているものの、バイエルは前半戦を首位で折り返している。この日もスタートから順調で、開始5分にはミュラーのパスを受けたゲッツェがDFの頭上にボールを通してペナルティーエリアに侵入するビッグチャンスを迎える。このGKと1対1のチャンスは枠を外してしまうが、7分には早くも先制した。右サイドを抜け出したミュラーがダイレクトで中央に折り返すと、フリーで走り込んだゲッツェがゴール左に流し込み、鮮やかに先手を取る。
バイエルンはその後も、クロースやラフィーニャが積極的にミドルレンジからシュートを狙うなど、勢いを増していった。中でもゲッツェ、チアゴ、クロースの3人はうまくポジションを入れ替えながら、ボルシアMG守備陣を苦しめていく。
押し込まれ続けるボルシアMGだったが、鋭いカウンターは健在で、時折バイエルンをひやりとさせる。40分にはヘアマンの強烈なシュートがゴールを襲ったが、ポスト左を直撃してゴールならず。
1点リードで折り返したバイエルンは、後半も主導権を譲らない。52分には怒とうのシュートラッシュを浴びせてDFのハンドを誘発、PKを獲得した。これをミュラーが決めて、2ー0とする。
2点差として気持ちに余裕ができたバイエルンが突き放すかとも思われたが、ボルシアMGは必死に抵抗。得意の速攻で64分、65分と、立て続けにヘアマンが決定機を迎えた。しかし、どちらも得点にすることができない。
3点目を奪って試合を決めてしまいたいバイエルンは、ロッベンやピサーロを投入してさらに攻勢を強めたが、最後まで3点差にすることはできなかった。
それでも、ボルシアMGに最後までゴールを許さず、2ー0で逃げ切りに成功。2014年初戦を白星で飾った。
無敗記録を42に更新したバイエルンは、29日に延期されていた第17節シュトゥットガルト戦を戦う。