長期間にわたる活躍を期待【写真:goal.com】
リヴァプールOBのジョン・バーンズ氏は、今季圧倒的な活躍を見せているFWルイス・スアレスについて、クラブの「レジェンド」と呼ばれるためには今後も長期にわたってプレーを続けることが必要だとして期待を述べている。
2011年1月にリヴァプールに加入したL・スアレスは、これまで約3年間で115試合に出場して73ゴールを記録。特に今シーズンの活躍は目覚ましく、プレミアリーグ得点ランキング首位を独走するとともに、チームを久々の上位争いへとけん引している。
だが数字だけを見れば、2007年にリヴァプールに加入し、2010年までの3年間で116試合に出場し72ゴールを記録したFWフェルナンド・トーレス(現チェルシー)とほぼ同じ成績ということになる。F・トーレスはその半年後にリヴァプールを去り、チェルシーへと移った。
80年代から90年代にかけてリヴァプールで10年間プレーしたバーンズ氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』でL・スアレスへの評価について次のように語った。
「彼は素晴らしい選手だ。我々は彼がここに長い間とどまってほしいと思っている。レジェンドになれるかと言えば、彼にその力はある。だがトーレスも最初の2年間にその力を見せていたが、もうその位置にはいない」
「あるクラブでレジェンドだと見なされるためには、ある程度の期間そこにいなければならない。だが私は彼がここにい続けて、そうなってほしいと思っている」
今季のリヴァプールに関しては、L・スアレスの欠場時にも強さを維持している点も重要だとバーンズ氏は考えている。
「それよりも喜ばしいのは、たとえ彼がプレーしていないときでも、チームには力があるように見えることだ。ただ彼に依存しているだけではない。選手たちに合った戦い方をしているので、安定した戦いをしてチャンスをつくれるということだ」