マタの加入も影響しないと主張【写真:goal.com】
マンチェスター・ユナイテッドMF香川真司の代理人を務めるトーマス・クロート氏は、香川がこの冬の移籍市場でユナイテッドを離れる可能性を否定している。
ユナイテッド加入2年目の今季はコンスタントな出場機会を得ることができず、苦しい状況が続いている香川。今季プレミアリーグでは先発7試合、交代2試合の出場にとどまっており、カップ戦を含めていまだゴールも記録していない。
さらにここに来てユナイテッドは、チェルシーMFフアン・マタの獲得が濃厚になったと報じられている。得意とするポジションが重なる選手が加入することで、状況はさらに苦しいものとなる可能性もある。
古巣ボルシア・ドルトムントへの復帰なども含めて、移籍の噂も聞こえてくる。だがクロート氏はイギリス『スカイ・スポーツ』に、現時点では移籍に向けた具体的な話はないと主張している。
「現時点では、私はシンジが残ることを確信している。(他クラブとの)コンタクトは一切ないし、単なる噂でしかない」
マタの加入が香川の去就に影響するかどうか、という質問に対しても、クロート氏は「ノーだ。彼は残るというのが私の意見だ」と答えている。