不振はモイーズだけの責任ではないとも【写真:goal.com】
エヴァートンGKティム・ハワードは、依然として苦しい戦いが続いているマンチェスター・ユナイテッドについて、今後の浮上を信じている様子を見せている。
1月末を迎えようとするところで、首位と14ポイント差の7位に位置しているユナイテッド。ハワードがゴールを守る6位エヴァートンにも5ポイントの差をつけられている。
だが、自身も2003年から07年までユナイテッドに在籍したハワードは、このままユナイテッドを抑え続けるのは簡単ではないと感じているようだ。イギリス複数メディアが同選手のコメントを伝えた。
「彼らは間違いなくそこに戻ってくると思うよ。今考えられているようなことは、(シーズン閉幕の)5月11日を迎えたときには変わるという感覚がある。彼らは昨季王者だし、見せるべき力がまだ十分に残っているからだ」
「彼らは押し上げてくるだろうし、上位を争うチームに圧力をかけてくると今でも思っている。どうなるか分からないよ。今の位置を守り続けられることを願っているけど、彼らも黙ってはいないはずだ」
2006年にユナイテッドからエヴァートンにレンタルされて以来、7年間をデイビッド・モイーズ監督の下で過ごしたハワード。同監督はユナイテッドの不振で批判を浴びているが、選手たちの責任でもあるとハワードは主張する。
「サー・アレックス・ファーガソンが退任したので、今年はどうしても注目が集まるシーズンだった。デイビッド・モイーズは多くの批判を浴びてきたけど、僕が言いたいのは、彼はユナイテッドでまったくボールを蹴ってはいないということだ」
「選手たちが立ち上がって力を見せるべきだ。監督について話をするのは簡単なことだし、監督であることのプレッシャーとは残念ながらそういうものだ。でも彼がボールを蹴っているわけじゃない。今プレーしている選手たちが去年タイトルを獲得したんだから、彼らはすごく良いチームだということだよ」