エディンソン・カバーニとネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のFWネイマールは、チームメートのFWエディンソン・カバーニに対してPKキッカーを譲ってくれるよう頼んだが受け入れられなかったようだ。
ネイマールはこの夏、2億2200万ユーロ(約290億円)というサッカー界史上最高額の移籍金でバルセロナからPSGへ移籍。あまりにも大きな期待と注目を集める中、さっそくフランスでも実力を発揮している。
デビュー戦となったギャンガン戦で1ゴール1アシストを記録したのに続いて、トゥールーズ戦では2ゴール2アシストを記録。現地時間25日に行われたサンテティエンヌ戦ではゴールこそなかったものの、やはり高い技術を披露してチームの勝利に貢献した。
だがこの試合では、プレー以外にもひとつの場面が注目を集めている。前半20分、ネイマールからのスルーパスに反応したカバーニが倒されてPSGにPKが与えられた場面だ。
ボールを持ってPKスポットに向かおうとするカバーニに、ネイマールは何か声をかけた様子だったが、カバーニは足を止めることなくそのままPKを蹴りに言った。スペイン紙『アス』などは、ネイマールがPKを譲るようカバーニに要求したが受け入れなかったとして動画とともに伝えている。
昨季PSGのエースとして君臨し、PKキッカーも務めてリーグ得点王を獲得したカバーニとしては、たとえネイマールが相手でもそう簡単に主役の座を明け渡すつもりはないのかもしれない。PKも含めてこの日2得点を記録したウルグアイ代表FWは、これで開幕から4試合連続の計5得点を挙げている。
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