バルセロナのユニフォーム【写真:Getty Images】
バルセロナは、17日に起きたテロ事件の被害者に追悼の意を表すため、リーガエスパニョーラ開幕戦ではユニフォームの背中に選手のネームではなく「バルセロナ」と町の名前を入れて戦うことを発表した。
バルセロナの繁華街ランブラス通りで17日、群衆の中に車が突入するテロ事件が発生。13人が犠牲となり、100人以上の負傷者が出る惨事となった。
バルサは現地時間20日に2017/18シーズンのリーガ開幕戦となるベティスとの試合を戦う。事件の数時間後には、この試合で選手たちが喪章をつけてプレーすることが発表されていた。
加えて18日には、追悼の思いを表す特別ユニフォームの着用も発表された。背番号の上に、通常であれば各選手の名前が入れられるが、「BARCELONA」と町の名前を入れたユニフォームで戦うことになる。
「犠牲者と、困難な時間を過ごしている遺族たちに我々の連帯を示したいと思う。我々に可能なあらゆるやり方で力になりたい」とエルネスト・バルベルデ監督はクラブ公式サイトでコメントしている。
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