ケヴィン=プリンス・ボアテング(左)【写真:Getty Images】
今月16日、スペイン1部のラス・パルマスを退団した元ガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテングのフランクフルト移籍が迫っているようだ。
フランクフルトのフレディ・ボビッチSD(スポーツディレクター)は現地時間17日に行われた記者会見でボアテング獲得に向け動いていることを認め「我々はケヴィンと是非とも契約をしたい。そしてそれはそんなに遠くない時期に決定するだろう。彼はリーダーシップを持った人間だ」と発言している。
ニコ・コバチ監督も「彼のサッカー技術について語る必要はない」と高い能力を認めたうえで「私の個人的な意見として、彼はブンデスリーガの全てのクラブを助けてくれると思う。もちろん、フランクフルトもね」と獲得を望んでいるようだ。
ラス・パルマスとの契約を2020年まで結んでいたボアテングは家族の近くに居たいとの理由から退団を決断したとの声明文を発表している。これまでヘルタ・ベルリン、ドルトムント、シャルケでプレーした経験を持っている30歳のボアテングがフランクフルトに移籍が決定した場合、2年ぶりのブンデスリーガ復帰となる。
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