格下相手に大苦戦。その理由は…
マンチェスター・ユナイテッドは22日、フットボール・リーグカップ(キャピタル・ワン・カップ)の準決勝第2戦でサンダーランドとホームで対戦し、合計点3-3で迎えたPKで、1-2で競り負け、敗退した。香川は左MFで先発し、後半16分にバレンシアと交替した。
ユナイテッドは90分では1-0と競り勝ち、延長戦でも土壇場で追いつくなど粘りを見せたが、攻撃陣に行き詰まりがあったのは事実。プレミアリーグで19位と沈んでいるサンダーランドに大苦戦し、しかも決勝に進出できず。ただただ体力を消耗させた。
モイーズ監督は試合後、「このクラブでは、勝てなければ批判が付きまとう。それは公平であるし、私も理解はしている」と肩を落とした。
ユナイテッドの攻撃陣が浮足立っていたのには大きな理由があったのかもしれない。試合前、英メディアは「ユナイテッドがクラブ史上移籍金最高額となる3700万ポンド(約63億円)の4年半契約でチェルシーから攻撃的MFファン・マタ(25)を獲得することで合意した」と、一斉に報じたからだ。
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