コッパ・イタリア敗退のミラン【写真:goal.com】
ミランMF本田圭佑は22日、コッパ・イタリア準々決勝ウディネーゼ戦で終盤から出場した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、少ないプレー時間に終わった本田を採点なしとしている。
6分にFWマリオ・バロテッリのゴールで先制したミランだが、PKで同点とされて前半を終えると、後半はウディネーゼに苦戦。78分、途中出場のFWニコ・ロペスに逆転ゴールを許してしまう。
クラレンス・セードルフ監督は82分に本田を投入するなどしたが、ミランは最後まで追いつくことができず。ヨーロッパリーグ出場権獲得につながる大事な大会で、ベスト4に駒を進めることができなかった。
『ガゼッタ』は本田について、採点なしとした上で、「日本人は決してあきらめない。彼はやって来てすぐにこう説明した。だが、セードルフ監督から与えられたわずかな時間では、彼でも抵抗者のジャングルの中で小道を見つけることはできなかった」と評している。
チームのベストプレーヤーは、ゴールを決めて6.5点が与えられたバロテッリだった。そのほか、GKクリスティアン・アッビアーティとDFクリスティアン・サパタが6点。チーム全体やセードルフ監督が5点だったのを筆頭に、ミランの大半の選手が落第点だった。